Mesh Panelcoreは2014年、田中 誠一玉県川口市に設立しました。田中 誠一前、大手プレス部品メーカーで12年間、自動車ボディ部品の金型設計に携わっていました。2011年の東日本大震災の後、仮設建築や災害対応インフラに使われる軽量構造材の不足を目の当たりにし、「もっと軽く、もっと早く展開できる構造体が必要だ」という確信から独立を決めました。最初の2年間は受注ゼロの時期もありましたが、2016年に埼玉県の建設会社から防音パネルの試作依頼を受けたことが転機になりました。
当時の試作品は、セル形状の均一性が不十分で、荷重試験で基準値を下回りました。その失敗を受けて、田中 誠一金型の設計を根本から見直し、セルピッチの公差を±0.05mmに抑える独自の順送プレス工法を開発しました。この工法が現在のMesh Panelcoreの技術的な核になっています。2018年には鉄道車両メーカーとの共同開発プロジェクトに参加し、車内間仕切りパネルへの採用が決まりました。この実績が、航空・宇宙分野のお客様からの問い合わせにつながっています。
続きを読む →無人航空機(UAV)メーカーとの共同評価プロジェクトで、CFシリーズのCFRPサンドイッチパネルが振動・衝撃試験の全項目をクリアしました。量産に向けた協議を開始しています。
2026年6月、ISO 9001:2015の定期更新審査を受審し、指摘事項ゼロで認証を継続しました。審査員から検査記録の体系的な管理について評価のコメントをいただきました。
建築用軽量パネルのLWシリーズが、ISO 1182に基づく不燃性試験をクリアし、建築基準法上の不燃材料として使用できる認証を取得しました。建築外装・内装用途への採用が広がる見込みです。
2025年度(2025年4月〜2026年3月)の生産実績をまとめました。年間総生産枚数は前年比12%増の約68,000枚でした。2026年度は品質管理システムのデジタル化を進めます。
"試作の段階から担当エンジニアが図面レビューに参加してくれたので、量産移行時の手戻りがほとんどありませんでした。納期も約束通りでした。"佐藤 健二鉄道車両メーカー 設計部
"他社では最小ロット100枚と言われていたところ、Mesh Panelcoreさんは5枚から対応してくれました。評価試験に必要な枚数だけ発注できたのは助かりました。"山本 裕子建材メーカー 開発部
"FEM解析レポートが設計変更の根拠として社内承認に使えるレベルで作られていました。外部委託でここまでやってもらえるとは思っていませんでした。"中村 拓也産業機械メーカー 技術部
アルミハニカムコアパネルを初めて検討するとき、多くの方が最初に迷うのがセルサイズの選定です。カタログには「6mm」「10mm」「15mm」と並んでいますが、どれを選べばいいか、数字だけでは判断しにくいのが実情です。このコラムでは、Mesh Panelcoreで実際に受けた相談事例をもとに、セルサイズ選定の考え方を整理します。
続きを読む →Mesh Panelcoreには、六角形セルのみで構成されるHCシリーズ(アルミハニカムコア)と、六角形と菱形セルを交互に配置したRDシリーズ(ハイブリッドコア)の2系統があります。「どちらを選べばいいか」という質問は、新規のお客様から最もよく受ける質問のひとつです。このコラムで、両者の違いを具体的な数値とともに整理します。
続きを読む →FEM(有限要素法)解析は、試作前に設計の妥当性を確認するための有効な手段です。ただし、解析結果をそのまま信頼して量産に進むのは危険です。このコラムでは、Mesh Panelcoreが実際のプロジェクトでFEM解析をどのように使い、どこに限界があるかを正直に書きます。
続きを読む →はい、対応しています。「こういう用途に使いたい」「この重量以下に抑えたい」という要件だけでも構いません。担当エンジニアがヒアリングを行い、セルサイズ、素材、板厚の初期提案を作成します。その後、必要に応じてFEM解析で強度を確認してから図面化します。
試作と量産で同じ金型・同じ工程を使うため、品質のばらつきが出にくい体制になっています。試作段階から量産を見据えた工程設計を行うので、切り替え時に追加の金型費用が発生することはほとんどありません。過去の案件では、試作完了から量産開始まで平均6週間でした。
試作(1〜5枚)は受注確定から最短5営業日です。ファストプロトタイプコースを選択した場合は1週間以内を目標にしています。量産は数量と仕様によりますが、標準的な案件で受注確定から3〜5週間です。繁忙期(年度末の2〜3月)は1〜2週間の余裕を見ていただくようお願いしています。